検定の種類と使い分け
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この記事で扱う統計知識
統計的検定の種類と使い分け ― 営業で使うのはどれか
1. この記事で学べること
ポイント
・検定は「何を・いくつ比べるか」で決まる ・平均/割合/ばらつき別に使う検定がわかる ・自分のケースから適切な検定に辿れる
2. まず「何を・いくつ比べるか」で決まる
検定はたくさんあって迷うが、選び方はシンプル。次の2つを決めれば、使う検定はほぼ定まる。
- ① 何を比べるか … 平均 / 割合 / ばらつき / 分布の形(適合・関連)
- ② いくつ比べるか … 基準と1つ / 2つ / 3つ以上
この2軸で、自分のケースに合う検定を選ぶ。
3. ケース別・使う検定
比べたいものから、該当する検定へ。
- 母平均の検定(z検定 /
- t検定)― 1群の平均が基準と違うか
- 2つの平均を比べる(2標本t検定) ― 2群の平均の差があるか
- 分散分析 ― 3群以上の平均に差があるか
- 母比率の検定 ― 1群の割合が基準と違うか
- 2つの割合を比べる(A/Bテスト) ― 2群の割合の差があるか
- 母分散の検定 ― ばらつきが基準と違うか
- 2つのばらつきを比べる(F検定) ― 2群のばらつきの差があるか
- 適合度検定 ― 観測の偏りが想定分布に合うか
- カイ二乗検定(独立性) ― 2つの質的変数に関連があるか
注意
・平均を比べるのか割合を比べるのかを最初に決める ・群が3つ以上ならt検定の総当たりでなく分散分析 ・データの種類(量的/質的)で使える検定が変わる
4. 早見表
「何を × いくつ」で引く早見表。
- 平均 × 1群 → z検定 / t検定
- 平均 × 2群 → 2標本t検定(2つの平均を比べる)
- 平均 × 3群以上 → 分散分析
- 割合 × 1群 → 母比率の検定
- 割合 × 2群 → 母比率の差(A/Bテスト)
- ばらつき × 1群 → 母分散の検定
- ばらつき × 2群 → 母分散の比(F検定)
- 分布の適合・関連 → 適合度検定 / 独立性のカイ二乗検定
5. どの検定でも共通する考え方
いちこ
検定を選んだあと、共通で気をつけることはありますか?
シュン
あるよ。どの検定でも「偶然か本物か」をp値で判定して、2種類の間違い(早とちり・見逃し)に気をつける。そして、差を見抜くには十分な件数(サンプルサイズ)がいる。この3つはどの検定でも共通だよ。
判断基準は有意水準・p値、間違え方は
いちこ
検定の種類だけでなく、使うときの作法もセットなんですね。
6. まとめ
まとめ
・検定は「何を×いくつ比べるか」で選ぶ ・平均/割合/ばらつき/適合で使う検定が違う ・p値・過誤・件数はどの検定でも共通
施策の効果検証を実際にやる流れは、課題ガイド「その施策、本当に効いたか」にまとめている。
いちこ
迷ったらこの記事に戻って、使う検定を選んでね♪
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