架電数は足りている。それでも当たらない。当てる順番を変えるための論点を3つ紹介する。
✓お勧めする人
- 架電数は足りているのに当たらない
- インサイドセールスを運用している
- 当てる優先順位を決めたい
−おすすめしない人
- 商談内の技術を学びたい
- 既存顧客の深耕が中心
著者について
小笠原羽恭
Sales Marker 代表
- 経歴
- 検討の兆しを示すデータをもとに営業先を選ぶ手法を事業として手がける
- 実績
- インテントデータを使った営業モデルを体系化した
目的
リストの上から順に当てている。件数は目標どおり。それでも商談にならない。
量の問題ではなく、当てる順番がランダムに近い。本書を読む目的は、検討の兆しから順番を組み替えることにある。
論点1 行動量を増やす前に、順番を変える
リスト順に当てると、検討中の1社に当たるまでに何社も空振りする。当てる母数そのものを絞ると、同じ架電数でも当たる確率が変わる。
件数KPIだけを見ていると、この違いは見えない。そのKPI、本当に成果につながるか に数字の見分け方がある。
いちこ
絞ると、機会を逃しませんか。
シュン
逃すものもあるね。ただ全部に当てる時間は無いから、どこから当てるかは必ず決めてるんだ。順番を意識してないだけで。
論点2 兆しは、問い合わせの前に出ている
本書が挙げる兆しは、特別な情報源ではない。
- 社内の動き … 担当者の異動、組織改編の発表
- 外に出る情報 … 求人の職種が変わる、中期計画の発表
- こちらへの接触 … 資料の再ダウンロード、複数人が同じページを見る
どれも無料で見られる。見ていないだけのことが多い。
論点3 問い合わせを待つと、比較表の1行になる
問い合わせが来た時点で、候補はほぼ絞られている。要件も固まっているので、比べられる側から始まる。
兆しの段階で入れれば、要件を作る側に回れる。インバウンドを待つ設計は、その前の区間を捨てていることになる。
直近で失注した10件について、最初の接触がどの段階だったかを分けてみる。問い合わせ起点ばかりなら、入る時期が遅い。
いちこ
問い合わせが来てから動いていました。
シュン
それだと比べられる側だよね。来る前に気づけるかが勝負なんだ。
この本の限界と、次に読む本
著者が提供するサービスの考え方が下敷きになっており、ツール前提の記述がある。手作業でできる範囲に読み替える必要がある。入る時期の話は 営業の科学、大口の攻め方は ABM アカウントベースドマーケティング が隣に並ぶ。
Amazonで見る Amazonのアソシエイトとして、SaleStats Lab は適格販売により収入を得ています。
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